スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブルベ~SR600台湾Taroko ④~

■宿へたどり着け

 工事区間の一時開通を1時間ちょっと待って走行再開。
 落石を起こした直後なので土煙があがっており、とてもまともな道に見えず面白くて写真を撮った。

DSCN1653.jpg

 制限55時間という枠で見ればこの1時間の待ち時間は微々たるものに見えるが、今日の宿に着く時間が1時間遅れると考えると意外にでかい気がしてくる。走ってる時はあまり大事に考えていなかった。

DSCN1659.jpg DSCN1667.jpg

 時刻は午後3時をまわり、だいぶお腹も空いてきたので、PC3の梨山賓館の少し手前に食堂を発見したので立ち寄った。

DSCN1671.jpg DSCN1672.jpg

 こういう田舎の食堂は初めてだが、システムがよくわからない。
 バイキング形式になっていて、自分で勝手に食べ物を皿に盛っていく。それを机に置いたところで、店長が一瞥して料金を決めるようだ。どの具財がどれだけ盛られたかっていうより単純に総量だけで判断しているように見えた。確か3人分で300元程度だったと思う。格安だ。

 あとこの辺りに来て気づいたことだが、英語が通じないことが多い。会計時に値段すら何を言ってるかわからないのだ。
 仕方ないので硬貨を適当にいくつか出して必要な分だけ取ってもらったりした。万が一の時は中国語が話せるるちさんが一緒にいるのは心強い。

 そしてPC3到着。観光客が意外に多かったが何が観光名所なんだろうか。その答えを知るヒマもなく先を急いだ。

PC3_20140327000849603.jpg

 ちょっと下ったところから町の中を登り返す。町が斜面に作られてる景観が珍しくて面白い。
また、たまに町のどこかからパン!パン!という爆竹みたいな音が聞こえていて何かと思っていたら本当に爆竹?か花火?だった。遊びの1つなんだろうけど日本じゃまず止められそうだ。

DSCN1679.jpg DSCN1681.jpg

 日が沈みかけそうな頃になってようやく137km地点、台北市と宜蘭懸の境に到達した。ここからは45kmほどずっと下りだ。

DSCN1684.jpg

 この下り、快適かと思っていたらそうでもない。まず早々に濃霧が現れて視界を遮られた。とにかく真っ白でホワイトアウト状態。ライトで正面を照らしても意味がないので近くの地面を照らし、少なくとも崖に向かわないことだけに細心の注意を払った。スピードがまるで稼げないけど仕方がない。

 しばらくするとやっと霧が晴れた。あー怖かった…。Vさんが前回挑戦時に宿泊した宿を通り過ぎたところで、正面から1人のサイクリストがやってきた。なんか見たことある反射ベストを着ているようだが、ブルベやってる人だろうか。思わず声をかけると、どうやらベルギーから走りにきた人らしい。
 普通、台湾に走りにいくと考えるとだいたい西側か東側の海岸沿いを想像すると思っているのだが、こんな内陸のアップダウンをしかも夜に走ってるなんてたぶんこの人も普通じゃない。宿はもうすぐかな?と聞いてきたので、すぐそこだよと答えてお別れ。我々も宿に早くたどり着きたいがまだだいぶ先だ。

DSCN1685.jpg

 午後7時をまわって長い下りがひと段落し、久しぶりに左折すると平均9~10%ほどの上りが10km以上続く。宿までは残り38km、先は長い。たんたんと上っていくが、Vさんがだいぶ遅れるようになってきた。途中で何度か待ってると、
「自分は体調良くないし眠いからそこらへんで仮眠していく。先に宿に行っててくれ。」
とのこと。ちょっと心配だが仕方ない、先に行くことにした。

 夜中の峠道は結構好きな方だ。街灯もなく、明かりは自転車のライトとヘッドライト、天気が良いので月明かりもある。とにかく静かで、自分の呼吸音とタイヤのロードノイズしか聞こえない。今はるちさんも一緒に走ってる。会話しながらだとあっという間に頂上、明池山荘前に着いた。ここには目印の1つである自販機があり、軽く補給していく。
 自分の手持ちの補給食は残りわずか、ここで飲み物から補給するしかない。宿にたどりついたところで食事ができるかどうかもわからない。もしかして結構ヤバイ状態じゃないのか。そういえばVさんは大丈夫だろうか。彼ももうあまり補給食を持っていなかったはず。急に不安になり、るちさんと共に自販機前でVさんを待つことにした。

1389446731524.jpg

 しかし1時間以上待っても来ない、途中で仮眠してるのだろうか。Twitter上も音沙汰無しだ。気温も8℃と低くかなり寒い。これ以上ここにいると明日の走行に支障が出るかもしれないので、自分は宿に向かうことに。るちさんはもう少しここで待っていくとのことでお別れ。

 0時ちょっと前に宿である達観山荘にたどり着くが、入り口が閉まってて開かない。ドアをノックしたけど反応無し。さてどうしたものか。今のところ眠くないし先へ進んでしまうか、と考えつつFacebookに「宿に入れない」と投稿すると、台湾在住の方から「ドアを叩け!」とアドバイス。試したが無反応。
 そこへ、峠の方からるちさんが高速で下ってきた。僕に気づいていないようだ。
 「るちさん!!!」
 緊急停止するるちさん、話しを聞くとどうやらVさんはリタイアの模様。なんてこった。体調がかなり悪くなってたらしく、たまたま通りかかった警察の方に明池山荘へ運んでもらったらしい。リタイアは残念だけど無事でよかった。
 するといきなり宿の入り口が開いた。さっきの僕がるちさんを呼ぶ大声に反応したのだろうか。
 るちさんはこのまま帰宅するのでここでお別れ、またどこかで会いましょう。

 宿の人に導かれて自転車を宿内に運び入れ、1人で泊まること、朝5時には出るので朝食はいらないことを苦労して説明する。この人も英語があまり通じない人だったのだ。筆談を加えてなんとか通じ合う。宿代は確か1000元だ。
いま腹は減ってるか?と聞かれたので、すっごく減ってるよ、と言うとカップ麺をくれた。ありがたい!さらに朝食用にもう1個カップ麺をくれた。これでなんとかなるかもしれない。

IMG_20140111_234905.jpg IMG_20140112_000754.jpg

DSCN1686.jpg

 4時間ほどぐっすり眠り、朝食にまたカップ麺を食べて5時ちょうどに出発。まだ暗いがすぐに明るくなるはずだ。ここからは1人になってしまうが、リタイアしてしまったVさんの分も頑張らなくてはならない。真の冒険はここからかもしれないと思うとやる気が妙に漲ってきた。

スポンサーサイト

コメントの投稿

-

このコメントは管理者の承認待ちです

-

このコメントは管理者の承認待ちです

-

このコメントは管理者の承認待ちです

-

このコメントは管理者の承認待ちです

-

このコメントは管理者の承認待ちです

-

このコメントは管理者の承認待ちです

-

このコメントは管理者の承認待ちです

-

このコメントは管理者の承認待ちです

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
アクセスカウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。