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ブルベ~SR600台湾Taroko ③~

■いきなり標高2600mへ

 新城から山の方へ向かって走り出すとすぐに上り基調になる。最初の難所は80kmかけて標高2600mまで上るのだ。平均斜度でみればおよそ3.5%なのでマイペースで走ってればはっきり言ってキツくはない。ただ長いだけだ。
 ただ注意すべき事として、台湾ではそこら中にあると思われてる(?)コンビニは、スタート地点のファミマ以降、280km地点まで無い。都市部にはたくさんあるが、山奥では姿を消してしまう。あらかじめ補給食は多めに持っていき、途中にあるはずの飲食店や雑貨屋を見つけるしかない。
 走り出してしばらくすると日が上り、目の前に壮大な渓谷の景色が広がった。天気は良く、雨は降りそうもない。稀にみる最高の滑り出しだろう。順調に標高を上げていく。

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 Vさんの呼吸が若干荒いのが気になるが、ペースとしては予定通り進んでいる。
 標高1644mの新白楊でトイレ休憩を挟むと、ちょうどそこに自動車でやってきた夫婦がいた。ずいぶんと大きなレンズのカメラを持っており、聞けば野鳥を撮影しているそうだ。我々が日本からやってきて600km走る予定だと話すと、やはり驚いた反応だったが、もはやどこの国も同じだろう。ここでVさんが自身のFacebookアカウントを記載した名刺を手渡しており、コミュ力の高さを見せ付けられた。

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 スタートして63km、標高は2180m、PC2の碧緑神木にたどり着いた。大きな樹木があるのでそれが神木として名所となっているのだろう。だが日本でいえば既に渋峠レベルの標高まで来ているわけだ。景色だけで比較すればとても同じ標高だとは思えない。
 我々が到着するより先に台湾人の若者数名がバイクで来ており、記念撮影をしていた。そこに自転車で現れるとなんかよくわからないけど一緒に写真写ってくださいとか言われた。もちろん喜んで!

DSCN1612.jpg PC2_20140226041133b79.jpg

 ちなみにこのPC2の横には喫茶店らしき店があったので軽い補給なら出来るのかもしれない。行ってないからわからない。

 標高2000mを超えてくると、景色も開けてくる。ヒルクライムレースのKOM Challengeではカメラも持たず全力でここを走り抜けていたので写真が撮れず非常にもったいないと思っており、まさに3度目の正直でやっと写真を撮ることができた。これだけでも来た甲斐があったというものだ。

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 ところでVさんの調子がいつも通りではなく、多少調子悪そうなのが心配だ。本人が前回1人で走った時より少し早いペースでここまで来ているということだが、オーバーペースというわけでもないらしい。ちょうど見晴らしの良い休憩所があったので大休憩をとることにした。ここは日当たりが良く、あまりにも暖かくて思わず昼寝をしそうになった。とても冬の標高2000m以上だとは思えない。

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 もう少し先へ進むとガソリンスタンドがある。台湾では最も標高が高いところに位置するガソリンスタンドだ。ここでは飲み物やちょっとした食べ物が手に入る。

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 そして標高2600m、最初の分岐に差し掛かった。KOM Challengeではこの分岐を左方向へ進んで頂上を目指すが、SR600では道なりに右方向のトンネルをくぐる。無事に走れれば3日目には左側から降りてくるはずなのだ。そう、まさにここから一周が始まる。

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 トンネルを抜けたら下り基調になり、20kmも進めばPC3にたどり着く。そこで遅めの昼食をとろう。Vさんの経験値のおかげであまり不安がない。そこに行けば飯が食える事がわかるというのがどれほど大きな安心感を与えてくれるか思い知った。
 そしてこちら側の景色は初めて見るが、正直驚きを隠せないほどの絶景だった。写真でうまく伝えるほどの腕がないのが悔しい。山の中腹に民家が並んでいる光景は圧巻で、そこに向かって道がくねくね続いているなんて楽しすぎる。

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 意気揚々に下ってると、自動車が数台止まっていて何人か道路の真ん中でウロウロしていた。ん?事故か?そのままスルーして先へ進もうとすると
「おい!そっちへ行っちゃだめだ!戻れ」
と声がかかった。
 道の先を眺めると道路に大量の石が散らばっており、崖の上の方から落石が起きている。え…落石?まさか通行止めになってんのこれ?軽く絶望しかける。
 話しを聞くと通常の工事をやっていて、工事の一環でわざと落石を起こしているらしい。1時間毎に10分ほど通行解除してくれるそうだが、次の解除は1時間ほど先だそうだ。少しタイミングが悪かったか。

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 時間制限のあるチャレンジをしている途中とはいえ、これはもう仕方が無い。逆に言えば災害的な通行止めじゃなくて良かった。1時間の休憩だと思っていっそのこと寝よう。そして我々3人は道路のど真ん中で寝ることになった。近くにいた台湾の方々には決して日本人がこんな風にどこでも寝るような連中だと誤解されていないことを祈る。

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