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ブルベ~SR600台湾Taroko ④~

■宿へたどり着け

 工事区間の一時開通を1時間ちょっと待って走行再開。
 落石を起こした直後なので土煙があがっており、とてもまともな道に見えず面白くて写真を撮った。

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 制限55時間という枠で見ればこの1時間の待ち時間は微々たるものに見えるが、今日の宿に着く時間が1時間遅れると考えると意外にでかい気がしてくる。走ってる時はあまり大事に考えていなかった。

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 時刻は午後3時をまわり、だいぶお腹も空いてきたので、PC3の梨山賓館の少し手前に食堂を発見したので立ち寄った。

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 こういう田舎の食堂は初めてだが、システムがよくわからない。
 バイキング形式になっていて、自分で勝手に食べ物を皿に盛っていく。それを机に置いたところで、店長が一瞥して料金を決めるようだ。どの具財がどれだけ盛られたかっていうより単純に総量だけで判断しているように見えた。確か3人分で300元程度だったと思う。格安だ。

 あとこの辺りに来て気づいたことだが、英語が通じないことが多い。会計時に値段すら何を言ってるかわからないのだ。
 仕方ないので硬貨を適当にいくつか出して必要な分だけ取ってもらったりした。万が一の時は中国語が話せるるちさんが一緒にいるのは心強い。

 そしてPC3到着。観光客が意外に多かったが何が観光名所なんだろうか。その答えを知るヒマもなく先を急いだ。

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 ちょっと下ったところから町の中を登り返す。町が斜面に作られてる景観が珍しくて面白い。
また、たまに町のどこかからパン!パン!という爆竹みたいな音が聞こえていて何かと思っていたら本当に爆竹?か花火?だった。遊びの1つなんだろうけど日本じゃまず止められそうだ。

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 日が沈みかけそうな頃になってようやく137km地点、台北市と宜蘭懸の境に到達した。ここからは45kmほどずっと下りだ。

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 この下り、快適かと思っていたらそうでもない。まず早々に濃霧が現れて視界を遮られた。とにかく真っ白でホワイトアウト状態。ライトで正面を照らしても意味がないので近くの地面を照らし、少なくとも崖に向かわないことだけに細心の注意を払った。スピードがまるで稼げないけど仕方がない。

 しばらくするとやっと霧が晴れた。あー怖かった…。Vさんが前回挑戦時に宿泊した宿を通り過ぎたところで、正面から1人のサイクリストがやってきた。なんか見たことある反射ベストを着ているようだが、ブルベやってる人だろうか。思わず声をかけると、どうやらベルギーから走りにきた人らしい。
 普通、台湾に走りにいくと考えるとだいたい西側か東側の海岸沿いを想像すると思っているのだが、こんな内陸のアップダウンをしかも夜に走ってるなんてたぶんこの人も普通じゃない。宿はもうすぐかな?と聞いてきたので、すぐそこだよと答えてお別れ。我々も宿に早くたどり着きたいがまだだいぶ先だ。

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 午後7時をまわって長い下りがひと段落し、久しぶりに左折すると平均9~10%ほどの上りが10km以上続く。宿までは残り38km、先は長い。たんたんと上っていくが、Vさんがだいぶ遅れるようになってきた。途中で何度か待ってると、
「自分は体調良くないし眠いからそこらへんで仮眠していく。先に宿に行っててくれ。」
とのこと。ちょっと心配だが仕方ない、先に行くことにした。

 夜中の峠道は結構好きな方だ。街灯もなく、明かりは自転車のライトとヘッドライト、天気が良いので月明かりもある。とにかく静かで、自分の呼吸音とタイヤのロードノイズしか聞こえない。今はるちさんも一緒に走ってる。会話しながらだとあっという間に頂上、明池山荘前に着いた。ここには目印の1つである自販機があり、軽く補給していく。
 自分の手持ちの補給食は残りわずか、ここで飲み物から補給するしかない。宿にたどりついたところで食事ができるかどうかもわからない。もしかして結構ヤバイ状態じゃないのか。そういえばVさんは大丈夫だろうか。彼ももうあまり補給食を持っていなかったはず。急に不安になり、るちさんと共に自販機前でVさんを待つことにした。

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 しかし1時間以上待っても来ない、途中で仮眠してるのだろうか。Twitter上も音沙汰無しだ。気温も8℃と低くかなり寒い。これ以上ここにいると明日の走行に支障が出るかもしれないので、自分は宿に向かうことに。るちさんはもう少しここで待っていくとのことでお別れ。

 0時ちょっと前に宿である達観山荘にたどり着くが、入り口が閉まってて開かない。ドアをノックしたけど反応無し。さてどうしたものか。今のところ眠くないし先へ進んでしまうか、と考えつつFacebookに「宿に入れない」と投稿すると、台湾在住の方から「ドアを叩け!」とアドバイス。試したが無反応。
 そこへ、峠の方からるちさんが高速で下ってきた。僕に気づいていないようだ。
 「るちさん!!!」
 緊急停止するるちさん、話しを聞くとどうやらVさんはリタイアの模様。なんてこった。体調がかなり悪くなってたらしく、たまたま通りかかった警察の方に明池山荘へ運んでもらったらしい。リタイアは残念だけど無事でよかった。
 するといきなり宿の入り口が開いた。さっきの僕がるちさんを呼ぶ大声に反応したのだろうか。
 るちさんはこのまま帰宅するのでここでお別れ、またどこかで会いましょう。

 宿の人に導かれて自転車を宿内に運び入れ、1人で泊まること、朝5時には出るので朝食はいらないことを苦労して説明する。この人も英語があまり通じない人だったのだ。筆談を加えてなんとか通じ合う。宿代は確か1000元だ。
いま腹は減ってるか?と聞かれたので、すっごく減ってるよ、と言うとカップ麺をくれた。ありがたい!さらに朝食用にもう1個カップ麺をくれた。これでなんとかなるかもしれない。

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 4時間ほどぐっすり眠り、朝食にまたカップ麺を食べて5時ちょうどに出発。まだ暗いがすぐに明るくなるはずだ。ここからは1人になってしまうが、リタイアしてしまったVさんの分も頑張らなくてはならない。真の冒険はここからかもしれないと思うとやる気が妙に漲ってきた。

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ブルベ~SR600台湾Taroko ③~

■いきなり標高2600mへ

 新城から山の方へ向かって走り出すとすぐに上り基調になる。最初の難所は80kmかけて標高2600mまで上るのだ。平均斜度でみればおよそ3.5%なのでマイペースで走ってればはっきり言ってキツくはない。ただ長いだけだ。
 ただ注意すべき事として、台湾ではそこら中にあると思われてる(?)コンビニは、スタート地点のファミマ以降、280km地点まで無い。都市部にはたくさんあるが、山奥では姿を消してしまう。あらかじめ補給食は多めに持っていき、途中にあるはずの飲食店や雑貨屋を見つけるしかない。
 走り出してしばらくすると日が上り、目の前に壮大な渓谷の景色が広がった。天気は良く、雨は降りそうもない。稀にみる最高の滑り出しだろう。順調に標高を上げていく。

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 Vさんの呼吸が若干荒いのが気になるが、ペースとしては予定通り進んでいる。
 標高1644mの新白楊でトイレ休憩を挟むと、ちょうどそこに自動車でやってきた夫婦がいた。ずいぶんと大きなレンズのカメラを持っており、聞けば野鳥を撮影しているそうだ。我々が日本からやってきて600km走る予定だと話すと、やはり驚いた反応だったが、もはやどこの国も同じだろう。ここでVさんが自身のFacebookアカウントを記載した名刺を手渡しており、コミュ力の高さを見せ付けられた。

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 スタートして63km、標高は2180m、PC2の碧緑神木にたどり着いた。大きな樹木があるのでそれが神木として名所となっているのだろう。だが日本でいえば既に渋峠レベルの標高まで来ているわけだ。景色だけで比較すればとても同じ標高だとは思えない。
 我々が到着するより先に台湾人の若者数名がバイクで来ており、記念撮影をしていた。そこに自転車で現れるとなんかよくわからないけど一緒に写真写ってくださいとか言われた。もちろん喜んで!

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 ちなみにこのPC2の横には喫茶店らしき店があったので軽い補給なら出来るのかもしれない。行ってないからわからない。

 標高2000mを超えてくると、景色も開けてくる。ヒルクライムレースのKOM Challengeではカメラも持たず全力でここを走り抜けていたので写真が撮れず非常にもったいないと思っており、まさに3度目の正直でやっと写真を撮ることができた。これだけでも来た甲斐があったというものだ。

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 ところでVさんの調子がいつも通りではなく、多少調子悪そうなのが心配だ。本人が前回1人で走った時より少し早いペースでここまで来ているということだが、オーバーペースというわけでもないらしい。ちょうど見晴らしの良い休憩所があったので大休憩をとることにした。ここは日当たりが良く、あまりにも暖かくて思わず昼寝をしそうになった。とても冬の標高2000m以上だとは思えない。

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 もう少し先へ進むとガソリンスタンドがある。台湾では最も標高が高いところに位置するガソリンスタンドだ。ここでは飲み物やちょっとした食べ物が手に入る。

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 そして標高2600m、最初の分岐に差し掛かった。KOM Challengeではこの分岐を左方向へ進んで頂上を目指すが、SR600では道なりに右方向のトンネルをくぐる。無事に走れれば3日目には左側から降りてくるはずなのだ。そう、まさにここから一周が始まる。

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 トンネルを抜けたら下り基調になり、20kmも進めばPC3にたどり着く。そこで遅めの昼食をとろう。Vさんの経験値のおかげであまり不安がない。そこに行けば飯が食える事がわかるというのがどれほど大きな安心感を与えてくれるか思い知った。
 そしてこちら側の景色は初めて見るが、正直驚きを隠せないほどの絶景だった。写真でうまく伝えるほどの腕がないのが悔しい。山の中腹に民家が並んでいる光景は圧巻で、そこに向かって道がくねくね続いているなんて楽しすぎる。

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 意気揚々に下ってると、自動車が数台止まっていて何人か道路の真ん中でウロウロしていた。ん?事故か?そのままスルーして先へ進もうとすると
「おい!そっちへ行っちゃだめだ!戻れ」
と声がかかった。
 道の先を眺めると道路に大量の石が散らばっており、崖の上の方から落石が起きている。え…落石?まさか通行止めになってんのこれ?軽く絶望しかける。
 話しを聞くと通常の工事をやっていて、工事の一環でわざと落石を起こしているらしい。1時間毎に10分ほど通行解除してくれるそうだが、次の解除は1時間ほど先だそうだ。少しタイミングが悪かったか。

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 時間制限のあるチャレンジをしている途中とはいえ、これはもう仕方が無い。逆に言えば災害的な通行止めじゃなくて良かった。1時間の休憩だと思っていっそのこと寝よう。そして我々3人は道路のど真ん中で寝ることになった。近くにいた台湾の方々には決して日本人がこんな風にどこでも寝るような連中だと誤解されていないことを祈る。

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ブルベ~SR600台湾Taroko ②~

■準備~スタートまで

 SR600Tarokoに出走するにあたって準備の流れは日本のSR600に参加するのと基本的には同じ。まずランドヌール台湾のサイトから、SR600Tarokoに関する2つの資料をダウンロードする。

 http://www.acp-randonneurs-taiwan.org.tw/
  -> 「檔案中心」リンク
   -> 「中央山脈太魯閣峽谷超級六百_報名詳情」(PDF) …概要
   -> 「中央山脈超級600K檢查點說明」(PDF) …PC説明

 全て中国語で書かれているが、何となく漢字から意味は読み取れると思う。
 概要資料にはエントリーフォームのURLとオーガナイザー(主催者)のメールアドレスが記載されているので、フォームからエントリー後、概要資料の下部にある「活動同意書」を印刷し、名前だけ書いてスキャンした画像を主催者にメール。
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 後日、主催者からエントリー費の振込み指示のメールが届く。エントリー費は500元+振替手数料50元で計550元。
 僕とVさんがエントリーした際に主催者のTerry氏がわざわざPayPalに窓口を用意してくれたので、今後もPayPalによる支払い方法になる可能性が高い。アカウントを用意しておきたい。
 出走予定日の一ヶ月前までにここまでやっておく必要がある。数日後、ブルベカードが家に届けられた。

 ちなみに、SR600Tarokoではスタート地点が2箇所用意されている。西側の「豐原-葫蘆墩文化中心」(台中)からスタートして時計回りに走るのと、東側の「新城火車站」(新城駅)からスタートして反時計回り。台湾では西側に人が集まっているので普通は台中スタートが選択される。PC説明資料を見ても、台中スタートが前提の説明になっていた。
 しかし我々はこれまでTaiwan KOM Challengeへの参加経験から新城周辺に慣れていたため、迷わず新城からのスタートを選択した。人も少ない地域なので比較的落ち着く。
 その代わり、PC説明資料や公開されているGPSデータは台中スタートのものなので、新城スタートに読み替えたものを別途自分達で用意することになる。また、キューシートが用意されていない。僕はGPSを使わずキューシートで走る人なので、どちらにしろルートを引き直してキューシートを作成する必要があった。

公開ルート(台中スタート) RIDE with GPSで作成したルート(新城スタート)
公式マップ 新城スタートマップ

 参考までに新城スタートのルートを公開しておく。
SR600 TAROKO (新城START) ※兼キューシート
 ※このルートをひいてキューシートを作成する際、正確なPCの位置がわからなくて困ったが、既に一度完走しているVさんのGPSログが非常に参考になった。改めてありがとうございました。m(_ _)m

 キューシートとPC説明画像を印刷して透明なビニル袋に入れる。これで走行に必要なものは揃った。
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 あとは仮眠の場所だが、これもVさんの経験をもとに、221km地点にある達観山荘に事前に予約をとった。確か1000元。2泊目は予定がはっきりしないので当日決めることにするが、予定としては470km地点の埔里(プーリー)という比較的栄えた街で宿をとりたい。時間がなければ野宿、またはコンビニで仮眠だ。

 そしてスタートの前日に台湾へ飛び、既に現地入りしているVさんと新城で合流。新城駅近くにある宿に輪行袋やSR600の走行に必要のない荷物は預けた。
 それから今回、るちさん(台湾に出張で滞在中)が試走がてら途中まで同行したいということで、ルール違反にならないよう後方から一緒にスタートすることになった。これは心強い。

 我々がスタートするまでのこの2ヶ月の間に、Vさんに続け、と台湾のランドヌールも7名が台中スタートでSR600に挑戦した。しかし完走したのはわずか2名(いずれもランドヌール部門)で、他はDNF。
 その事実にガクガク震えていると、Facebook上に3年前の同時期の武嶺(3275m)の写真が出回った。
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 …なんだこれは!そしてこの人は一体何者なんだ!

 幸い天気予報は3日間とも晴れの予定。しかし山の上の天気は全く信用がないので不安だが少なくとも上記写真並みに雪が降っていることはなさそう。最悪、押して歩けばいいだけだ。
 そんな覚悟を持ってスタート当日の午前6時、PC1の新城駅で写真撮影後、ファミリーマート新城太魯閣店でレシートを取得し、まだ暗い道に向かって走り出した。

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ブルベ~SR600台湾Taroko ①~

■プロローグ

 2013年11月に台湾で開催されたTaiwan KOM Challengeに参加したその帰り道、一緒に参加したメンバーの1人であるVさんが
「冬の間にSR600リベンジしなきゃ」
と発言した。
 彼はこのKOM Challengeの数日前に、台湾のSR600に挑戦していたのだ。結果は完走したものの、ランドヌール部門に認定されるために必要な条件である制限時間の55時間に間に合うことが敵わず、ツーリスト部門での認定となった。台湾でSR600のコースが数ヶ月前に公開されて以来、誰も挑戦していなかったこともあり、Vさんが世界初の完走者。それだけでも十分な偉業だと思うが、やはり本人はランドヌール部門での認定が欲しいらしい。その気持ちは僕も非常によくわかる。
 コースは612km、獲得標高は12682mにも達し、更にKOM Challengeのゴールでもあった標高3275mの武嶺をなんと500km走った後に超えるという、日本ではまず体験できない一品だ。言葉もろくに通じない環境でこれほど過酷そうなコースを走ったら正直どうなるのか想像もできない。現地のランドヌールですらいまだに挑戦していないのだ。そもそも冬にまともに走れるのか?という疑念もあったが、温暖な気候なだけあって冬季通行止めになることはないらしい。車が通れるのなら大丈夫なんだろう。

僕「僕も一緒に行きますよ。」
Vさん「よし!」

 こうして年が明けた2014年1月10日、まさか2ヶ月後に再び台湾へ行くことになるとは思いもしなかったが、愛車のMTBを抱えて寒い日本を飛び出した。

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レース~2013 Taiwan KOM Challenge ②~

①からの続き

Vさんの先導で太魯閣渓谷へ。

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市街から外れると道は超快適に。

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この門は台湾の東西をつなぐ横断道路の東端に位置するもの。
自転車乗り的にはこれを西門まで一気に走ってみたくなります。まあ超級峠を越えなくてはならないわけですが。

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これが本当の断崖か。ずいぶん掘られてるなあ。
Vさんの解説によると断崖絶壁故に、自然災害などによって道路が壊れることもしばしば。
その都度補修、または新たに道を作ることから旧道跡が確認できました。

ちょうど土砂崩れがあって工事してる箇所があり、そこで引き返すことにします。
ちょうど隣に新しい道を作ってるところだったので、来年には今走ってる道が通れなくなってるかもしれませんね。

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明日のレースの受付しなくちゃならないので観光もさくっと切り上げて花蓮へ。

新城から10kmほどですがVさんを先頭にかなりの高速巡航。40km/h近いですよ…!
荷物結構背負ってたので疲れた。
っていうか今日1日で90km以上走ってるんですけど。

まずはASTARホテルにチェックイン。ここは去年と同じで、レースのオフィシャルホテルに指定されています。
僕はもじゃ吉さんと同室で。

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すぐに受付会場へ移動。いやー今日忙しいなあ!

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無事に受付も済み、ウェルカムパーティーへ参加。
晩ご飯はバイキング形式。去年はテーブル毎に給仕されていて量も多く残りも多かったためか、適量を自分で選べる形式に変えたと思われます。

ヒルクライムレース前夜におもいっきり食べる事普通はしないもんね?
しかしヒルクライムレースとはいえ100kmの長期戦なので正直体重とかどうでもいいからとにかくエネルギーを蓄えないと。

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ホテルに戻って皆でブリーフィングを行ってから就寝。
そうそう、明日はミクジャージを着て参戦決定。日本じゃこれ着てる人結構いるけど台湾だったらまずいないんじゃないかな?

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翌朝は暗いうち(確か4時頃?)に起きて朝食。
去年の質素な弁当と違って豪勢にバイキング形式。やはり去年からだいぶ改善されてます。

ホテル前に荷物預けのバスが来ているのでゴール地点で受け取る荷物をお預け。
パスポートや多少のお金はさすがに持っておきたいので、小さいケースに入れて首にかけておく感じで。

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補給食としてウィダーインゼリーを3つ背中ポケットに忍ばせました。

スタート地点まで自走し、集まってるたくさんの参加者を眺めながらスタートを待ちます。
若干空の雲行きが怪しいけど大丈夫だろうか。

談笑しつつ6時半を迎え、一斉にスタート。僕達はほぼ最後尾からです。
最初の10kmは花蓮から新城までの平坦な道。パレード走行みたいなもので、集団内で自分の位置を調整するためのような区間でしょうか。
実際、計測されるタイムはこの区間は含まれておらず、新城から本格的に登り区間に入るところで計測開始されます。

結局安全マージンを確保しつつ走ってたので先頭集団には余裕で乗れず、後方から追尾する形になりました。
Vさんやもじゃ吉さん、るちさん達はどこにいるのやら。とにかく自分のタイム更新を目指して走るのみ。

50km地点ぐらいまでは比較的緩い登坂なので若干オーバーペース気味に頑張りました。
途中、「ふぃりっぷさん!」と声をかけられ、えっ!と振り返ると、今年BRM宇都宮山岳200kmにも参加されていたTeamアプリコのむかいさんでした。なんとこんなところで再会とは。

ちょっとお話して先行。実力差はそんなにないはずですが、後半タレないようにマネージメントしてるとのこと。
さすがにベテランですね、うん、僕自身は若干無理してる感があるのはわかってます・・・。
事実、ゴールタイムは彼とは5分ほどしか差がありませんでした。

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さて60kmあたりから斜度が平均的に少し急になってきます。
去年はこの辺りからかなりインナーロー気味だった気がしますが、今年はそうでもなく、数枚ギアを残しつつ頑張れました。
途中、スペシャライズドのジャージを着た女性選手を含む小集団に追いつき、しばらく一緒に走行。かなりいいペースでしたが調子に乗ってさらに先行してしまいます。

しかし、しばらくすると女性選手が単独で追いついてきました。
あーこれはまずい展開ですね、追いついてこられたら負けるわけにはいかないじゃないですか。
というわけで2人で追い越し追い越されつつ、ラスト10kmの激坂ゾーンに突入します。

僕の背中にあった3つのウィダーインゼリーはとっくに消化し、それ以外の補給食は一切とってないので若干エネルギー不足気味、そして比較的ペースあげてたせいかここにきて脚に力が入らなくなってきました。

女性選手とはみるみる離れ、苦行タイム。
去年はこの激坂区間で心肺に負荷をかけすぎて足を地面についてしまいましたが、今年は足をつかないのも目標の1つ。
あまり息切れしないように注意していても、とにかくつらい。インナーローにしても蛇行しないと登れない。27Tのギアじゃ足りない。

後方から何人にもパスされ、後半のタレっぷりが如実に表れていますね。
残り2kmぐらいで雨が降ってきて寒い。そりゃそうだ、既に標高3000m以上にとこにいるわけだ。
ラスト500mはゴールも見えてきてラストスパート!したいところだけど全然無理。ゆっくりダンシングして耐えるので精一杯。

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足つかずにゴールできた!ってことで達成感もあってガッツポーズ決めてゴール。

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ゴール後はすぐに完走メダルを首にかけてもらえました。これで2個目。

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さて、雨に濡れてとにかく体が冷えるし荷物を探さなきゃ。
しかし荷物を預けたトラックが見つからない・・・マズイ。このままじゃ凍死してしまう。スタッフにASTARホテルからの荷物入りのトラックはどこだと聞いてもわからないとのこと。いや、僕の英語が通じないだけか?

2kmほど先下ったところの駐車場エリアにもトラックやバスは止まるので、寒さにガクガク震えながらとりあえず下りる。あかんマジで指が動かなくなってきた。
しかし見つからない。どうしようかなと思ってると奥にテントがあってそこでご飯を作って売ってる模様。よかった!首からかけてるパスポート入れに念のため500元札を入れておいて助かった。
炒飯を注文し、多少は寒さを凌げるのでここで時間を潰すことにする。

しばらくするとVさんやもじゃ吉さんもやってきて飯。
トラックもいつの間にか現れており、とりあえずウェアを着替えてやっと震えがおさまってきた。

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我々は今日のうちに台北まで戻る必要があるため、バスで台中駅まで移動し、そこから高鐵で台北へ。

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初日の宿に戻ってチャリを梱包します。
その後、台湾のランドヌールの皆さんと晩飯食べようということになり、わざわざ宿まで迎えにきてくれました。

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うーむ、とても今日体力を消耗したと思えないほどみんな元気ですね。
いつか台湾のブルベにも参加して皆と走ってみたい。

翌朝は早朝の便で帰国。2度目の台湾遠征レースが無事に終了しました。
一緒に行く人数は多いほど楽しい。

レースについては課題がいくつか。

・最初は先頭グループに入るようにする。
・ギアは28Tか30Tにする。
・ハンドルやシートポストなどまだ軽量化できるところあるよ。
・補給食はもう少し多めに。ウィダー3つ+パワーバー2本あれば充分かな。
・空気入れポンプやサドルバッグは外してしまえ。タイム狙う以上パンクしたらどうせもうアウト。路面コンディション的にはパンクリスクは低い。一箇所工事区間でダートが200mぐらいあったが・・・。

ちなみに今回のタイムは4時間44分で、目標だった5時間は切ることができた。
しかし順位は総合で119位だし、年代別でも17位。年代別で入賞しようと思ったら4時間10分は切らなくてはならない。
いやいや・・・僕はクライマー体系じゃないし・・・

とりあえず2014年は新たに4時間30分切りを目標にして、上の改善点の他、当然脚力強化もしなくてはいけないし、何よりロードバイクにももっと慣れる必要がある。
ロードでヒルクライムレースに少し参加しようと思います。


この記事を書いたのがレースの3ヶ月後なわけですが、
2014年の台湾KOMは 11/15開催で決定しています。予定空けておかなきゃ!

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